旅館再生! ほんものの" 地方創生・地域活性化 "はこれから始まる! 79

My Favorite Things『にっぽんの名湯&秘湯』1012.JPG

再訪したい温泉 シリーズNO.079

 

ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる!

 

【鹿児島県 湯川内温泉 『 かじか荘 』】

 

湯川内温泉(ゆがうちおんせん)は、鹿児島県の北西部、鹿児島県出水市(いずみし)の山間部に位置する温泉。JR出水駅から車で15分程。鹿児島市中心部から車で1時間45分、鹿児島空港から車で1時間30分程。鹿児島市から北北西に約80kmの場所に位置する。

 

出水市北部は八代海に面しており、東部は矢筈岳を主峰とする肥薩山脈が北東に走り、南部は紫尾山を中心とする山塊が東西に伸びている。市域の大半は扇状地である。

 

この出水市は、日本最大級の「出水麓武家屋敷群」があり、400年前からほとんど変わらない町割を牛車で見て回ったり着物の着付け体験をして着物姿で町を闊歩したりできるユニークな街。

 

1003.JPG「湯川内温泉」は1754年に発見され、その後約120年間は、「島津家」御用達の温泉として利用されていた。明治以降には、一般市民も使用できるようになった山間部の温泉。

 

その出水市の山中に湯川内温泉 『 かじか荘 』 、「上の湯」・「下の湯」がある。

鄙びた湯治場で、一時期は、宿泊をやめていたが根強いファンからの要望に応え数年前から宿泊を再開した。

 

静かな山中にある足元湧出の贅沢で新鮮なお湯は、もの凄く綺麗。クリアー、且つ、エメラルドグリーンと例えたらいいのだろうか。

足元の砂利の合間からぷくぷくと湧き上がってくるお湯は、一見、浴槽に何も入っていないのかと思うほどの透明で気品を感じる。

泉質はアルカリ性で、温度は38度~39度と低く、pH 9.4~9.6 アルカリ性特有のツルツルの湯ざわりとほのかな硫黄臭を感じられ、ゆっくりと長~く浸ることができる。

 

浴室は2つに分かれていて、「上の湯」と「下の湯」と呼ばれている。「上の湯」は、「下の湯」から庭(敷地内)の階段を少し上がったところにある。泉質はほぼ同じだが、「下の湯」より湯量が多く、硫黄臭を強く感じることができる。1004.JPG

 

また、敷地内の境内を上がったところに温泉神社がある。どこの温泉地でも温泉神社をお参りするのが私のルーティーン。この温泉神社からは、 『 かじか荘 』 の敷地と出水市を一望することができる。静寂感が魅力的な場所である。

 とにかく、都会の喧騒を離れ、タイムスリップしたかのような鄙びた感と、侘び・寂びを感じるのには最高の情緒。素晴らしい秘湯だ。

 <泉質>

アルカリ性単純温泉。(低張性・アルカリ性・温泉)

pH 9.4~9.6。

 

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