旅館再生! ほんものの" 地方創生・地域活性化 "はこれから始まる! 54

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再訪したい温泉 シリーズNO.054

 

ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる!

 

【岡山県 湯原温泉】

湯原温泉(ゆばらおんせん)は、岡山県県北の真庭市湯原温泉豊栄(旧:湯原町)にある温泉。湯原ダム下の「砂湯」が有名。

湯郷温泉(ゆのごうおんせん)、奥津温泉(おくつおんせん)とともに癒しの “ 岡山三名湯 ” : 「 美作三湯(みまさかさんとう) 」 と呼ばれる。また、湯原温泉・下湯原温泉・足温泉・真賀温泉・郷緑温泉との5つを総称して「湯原温泉郷」とも称されることもある。

地方創生・地域活性化、温泉指南役や環境問題、まちづくりに地域として力を注いでいる。

 

湯原ダムの下流、旭川沿いに温泉街が広がっていて、湯街には共同露天風呂や日帰り入浴施設、貸切露天風呂、飲食店や、昔ながらの射的、独楽の博物館、ガラス工房、土産物店、温泉ミュージアム、“ はんざき ” センター等がある。

コピー ~ maxresdefault.jpg[ “ はんざき ” : 天然記念物のオオサンショウウオ。はんぶんに裂いても死なないという言い伝えから呼ばれている湯原のシンボル。]また、 “ カジカガエル ” が「砂湯」へ向かう道のガードレールの上に乗っている。

[ “ カジカガエル ” :岡山県真庭市湯原温泉と山口県岩国市の2ヵ所が生息地として地域指定されている。河鹿蛙(カジカガエル)の名は、雄の鳴き声が鹿に似ていることに由来する。]

 

湯原の地名は、「湯ノ原」または「湯ノ河原」から呼ばれるようになったようで湯街の中・上流域の河原部分からは、どこでも湯が湧いている。現在、利用されている温泉はその一部だけで、もったいないことに、ほとんどは未利用のまま川に流されている。

 

湯原温泉利用の基本は湯治、保養、療養向けであるが、落ち着いた湯街の鄙びた風情、ノスタルジックな街並みは、場所柄、“ 山陰の行楽地・観光地 ” としての魅力?であろう。1320.JPG

 

湯原温泉を代表する名所で湯原ダムの下にある巨大な共同露天風呂「砂噴き湯:砂湯」。川底から砂を噴きながら温泉が湧いていることから砂噴き湯「砂湯」の名称で呼ばれるようになった。(実際の砂湯の湯底には、砂ではなく玉石が敷き詰められている。)

 

1977年(昭和52年)、旅行作家の会 代表の野口冬人氏により、川の中にあるお風呂ながら地元住民にしっかり管理され無料で開放されていることが評価され、日本温泉協会発行の雑誌「温泉」の露天風呂番付部門において西の横綱となった。

砂湯」は、湯原温泉の古代からのお風呂の様子を唯一残すものとして市の文化財として指定されている。入浴は混浴。ここでの入浴マナーは、昔から伝わる法度?により定められているので利用者はそれに留意しなければならない。砂湯に向かう道の途中に大きな看板<写真参照(笑)>に描かれているので、そこで確認することができる。(笑)

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<泉質>

アルカリ性単純温泉。

源泉温度は48度~51度。

15箇所の源泉があり、推定毎分6000リットルの豊富な湯量。

特徴的なのはこれらの泉源が全て自噴泉。

近隣の伯耆大山(ほうきだいせん)や蒜山火山(ひるぜんかざん)のマグマが熱源となっていると推定される。

 

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