旅館再生! ほんものの" 地方創生・地域活性化 "はこれから始まる! 99

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再訪したい温泉 シリーズNO.99

 

ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる!

 

【群馬県 四万温泉 / 群馬県 沢渡温泉】

 

四万温泉(しまおんせん)は、我が母の出生地、地元中の地元:群馬県吾妻郡「中之条町」にある温泉。私が、幼少から高校卒業まで過ごした大切な “ ふるさと ” である。

JR吾妻線 「中之条」駅から関越交通バスで約40分。地元ではとても有名な “ 上毛かるた ” で、「世のちり洗う四万温泉」と詠われている。1954年に国民保養温泉地として第一号の指定を受けた地元で自慢の温泉地だ。

名前の由来は、 “ 四万もの病に効く ” ことからきている。四万の病の中にコロナもあれば良いのだが、、、

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四万川沿いに温泉街が広がる。温泉街は、「日向見」、「ゆずり葉」、「新湯」、「山口」、「温泉口」の5つの地区に分かれる。「日向見地区」が四万温泉の発祥の地である。特に日向見温泉(ひなたみおんせん)と呼ばれる場合もある。

 

群馬県の文化財にも指定されている旅館積善館(新湯地区)の浴場、 “ 元禄の湯 ” が有名で、新湯川に架かる「赤い色鮮やかな慶雲橋」を渡っていくと目前に構える、「古い木造の湯宿」とが相まって映画「千と千尋の神隠し」に登場する湯屋のような趣である。

 

開湯伝説は2つ存在する。

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一つは、延暦年間(782年~806)の御代に征夷大将軍として蝦夷征伐に来た坂上田村麻呂が、この地で入浴したことが始まりという説。

 

もう一つは、永延年間(987年~989年)に源頼光の家臣、日向守碓氷貞光が四万の地に訪れ夜に読経をしていた際、童子があらわれ「汝が読経の誠心に感じて四万(よんまん)の病を治す霊泉を授ける。我はこの山の神霊なり」という神託を夢うつつで聞き、覚めると湧き出る温泉を見つけたという説。このお告げと温泉に感謝しお堂を建て薬師如来の像をお祀りしたのが、「日向見薬師堂」だという。

 

その後、永禄6年(1563年)にはじめて宿が開業して、徐々に温泉街が形成されていった。

 

青森県の酸ヶ湯温泉、栃木県の日光湯元温泉とともに1954年に「国民保養温泉地第一号」に指定された。“ ふるさと ” 自慢の一つでもある。

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『 積善旅館 』 国の登録有形文化財元禄の湯

昭和5年に建てられた「元禄の湯」は当時としては贅沢な造りで、大正ロマンの雰囲気を感じられる、洋風・モダンなホール風に建築された。

アーチ形の大きい窓から差し込む自然光が浴室内に降り注ぐ美しい建物。

大きな湯船が一般的ではなかった時代に作られた浴槽のため、タイル張の床に5つの石造りの浴槽が並ぶ特徴的な作りで、湯船の底からお湯が湧き出ている。

脱衣所と浴室が一体の古い形式が残り、お風呂のルーツともいわれる「蒸し湯」(天然サウナ)がある。昭和初期のレトロな浴室のつくりは必見もの。

関善平さんには、大変お世話になったなぁ。。。新しい画像.bmp

 

<泉質>

硫酸塩泉。

  

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