旅館再生! ほんものの" 地方創生・地域活性化 "はこれから始まる! 84

My Favorite Things『にっぽんの名湯&秘湯』337.JPG

再訪したい温泉 シリーズNO.084

 

ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる!

 

【大分県 長湯温泉『 水神之森 』】

 

長湯温泉(ながゆおんせん)は、大分県竹田市直入町にある温泉。炭酸濃度、湧出量、温度から「世界屈指の炭酸泉」、「日本有数の炭酸泉」とされ、その効能で知られている。

芹川の流れに沿って旅館や国民宿舎の他、公衆浴場・共同浴場が点在し、その周辺は田園風景が広がる。ガニ湯周辺には旅館や温泉施設が比較的集中しているが、ネオンサインの類は無い。飲泉所・湧水が点在している。

 

長湯温泉『 水神之森 』

大分県竹田市直入町長湯2907。JR豊後竹田駅から車で約20分。

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長湯温泉名物の炭酸泉を楽しめる宿。ここは中でも、「長湯の個性派美人の湯」と呼ばれる温泉。湯口ではマイクロバブルと呼ばれる炭酸ガスを五感で感じることができ、ナトリウム・メタケイ酸を多く含んだ泉質は保湿効果も抜群。独特のコールタール臭がする極上炭酸泉だ。

高齢者が集まれて、終の棲家にできる所を探したいという事で、長湯で温泉のボーリングを行い、オーナーが自ら家を建て、少しずつ現在の形となった手作りのお宿だそうだ。

 

浴室の床は析出物で茶色く染まり、湯船は湯が冷めないように板で覆われている。この板が結構重い。

源泉は500mほど掘ってポンプアップをしている。現在の泉源は2本目で、1本目が湯温20度代に下がってしまったために、2本目のボーリングをした。

 

温泉成分が高濃度のため、スケール(温泉水中に元々溶けていたカルシウムなどの成分が温度や圧力の変化、空気との接触、場合によってはパイプなどの機械と反応して水に溶けにくい物質として結晶化し析出着物したもの)によって配管がすぐに詰まってしまうらしく、排水管は2~3カ月で交換、飲泉用の管は1日3回流さないとすぐに詰まってしまって大変なのだそうだ。温泉の管理も骨が折れるものだ。敬服、敬服!327.JPG

 

<泉質(長湯温泉)>

炭酸水素塩泉・二酸化炭素泉。

源泉数:36。

源泉温度:24.6度-52度

炭酸水素塩泉は、源泉によって透明から黄白濁まで色が異なる。二酸化炭素泉は、無色透明。各施設とも基本的に源泉かけ流しを行っている。

 

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