My Favorite Things『にっぽんの名湯＆秘湯』
再訪したい温泉 シリーズNO.072
ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる！
【鹿児島県 大黒温泉／湯之元温泉 田之湯温泉】
大黒温泉（だいこくおんせん）は、鹿児島県鹿児島市伊敷8-22-20にある
鹿児島市街からは国道3号線・鹿児島北インターより約1km左側。「花ノ口」バス停より徒歩3分。
沸かしも循環もない源泉温度41度前後の完全掛け流し温泉。全掛け流しは鹿児島市内では珍しい。妙に懐かしさを感じる昭和の温泉だ。
保湿成分を豊富に含んだ化粧水・リンスいらずの美肌の湯として好評を得ている。
泉質は単純温泉で、ほのかに硫黄の香りが漂う。過去に何度調査しても不思議と硫黄成分は入っていなかったとのこと。また、pH値は8.3とびっくりするほど高くはないが、その数値以上にツルツルが感じられ、保温力もが高い。
お湯は地下70mからポンプで汲み上げられており、かなりの勢いで注がれている。浴槽からはお湯がどんどん流れ出るので常に新鮮なお湯を楽しめる。
浴槽は、水風呂とビリビリする電気風呂がある。
この大黒温泉のお湯で炊いたご飯はもっちりとしてとてもおいしいそうで、地下水も温泉も自由に持ち帰りすることができまる。次回は、このお湯で炊いたご飯を食べたい。
よかふろやった～！
＜泉質＞
単純温泉。
設備：水風呂・電気風呂・食事処（予約制）
湯之元温泉 田之湯温泉（たのゆおんせん）は、鹿児島県日置市東市来町湯田3076-3にある昭和37年創業の朝から楽しめる温泉銭湯。ＪＲ鹿児島本線の湯之元駅から徒歩10分弱、鹿児島市中心部から車で33分、国道3号線 湯之元交差点から市来方面へ車で2分程。
お湯は硫黄泉で、温度によって色が変化する。源泉は熱く透明、少し冷めると緑色のお湯となり、さらに温度が下がると乳白色になる。湯口に近い浴槽があつ湯、隣の浴槽がぬる湯と2槽なっている。
田之湯温泉では薩摩焼 宗家 沈壽官（ちんじゅかん）さんの14代目が毎朝5時に入浴しにきていたことがきっかけとなり、「日本朝風呂党」という団体が昭和53年に発足している。“ 地域の交流を深めること ” を目的として、毎朝5時に参加者が集まり賑やかに朝風呂を楽しんでいた。小さいがこれも地域活性化、地域交流の場作りの一つだ。（写真：田之湯温泉建物入口の左側に縦長の看板が掛っていた。）
よかふろやった～！
＜泉質＞
単純硫黄泉。
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