旅館再生! ほんものの" 地方創生・地域活性化 "はこれから始まる! 46

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再訪したい温泉 シリーズNO.046

 

 

ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる!

 

【北海道 カルルス温泉】

カルルス温泉(カルルスおんせん)は、北海道登別市にある温泉。登別温泉の北西約8kmに位置し、来馬岳(らいばだけ)、オロフレ山の麓を流れる登別川沿いに数軒の旅館が存在する。「登別カルルス温泉」とも言われ、登別温泉の奥座敷として親しみ続けられている山峡の名湯。源泉の色は無色透明。北海道で最初の「国民保養温泉地」に指定されており、「名湯百選」にも選定されている。極めて観光色のない湯治場温泉だ。

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カルルス温泉は、1886年(明治19年)に室蘭郡役所書記を努めていた日野愛憲(ひのあいき)によって発見されたが、開拓に全力を注いでいた彼には、この温泉を開発する余裕がなかった。しかし、その3年後の1889年(明治22年)、彼の養子であった日野久橘(ひのきゅうきつ)が再び温泉を発見。温泉の湯を “ 試飲 ” したところ、持病の慢性胃カタルが治った事から、温泉の開発に心血を注ぐことになった。そして1889年(明治32年)に幌別からカルルス温泉までの道を作り、それまで「ペンケユ」と呼ばれていたこの地を、当時世界的に有名であったチェコ・カルルスバードの泉質に似ている事から「カルルス」と名付け、旅館一軒を建て、温泉地として開湯した。

 

湯元『 オロフレ荘 』

湯元『 オロフレ荘 』は、カルルス温泉の総湯元。湯元ならではの豊富な湯量で源泉を100%掛け流している大浴場と露天風呂が堪能できる。

運営会社は、有限会社カルルス温泉。代表取締役は日野家の末裔:日野安信さん。

 

深山の庵 『いわい』 ( ホテル岩井 )

『 深山の庵 いわい 』 は、カルルスに湯宿を構えたときに「千歳館」と名乗っていた。1908年(明治41年)岩井仁太が創業した湯宿だ。客室40室を誇るカルルス温泉一番の規模。

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『 鈴木旅館 』

カルルス温泉最古の宿が『 鈴木旅館 』。旅館の名称が、「寿屋」から「鈴木寿屋」、そして『 鈴木旅館 』となったのは昭和の初め。寿屋の創業は、1904年(明治37年)。内風呂は、「飲み湯」「かぶり湯」「洗い湯」「玉の湯」「気泡湯」「泉の湯」「福の湯」の7つ。浴場にそれぞれの利用方法が書いてあるので、是非、お試しを!

 

森の湯 『 山静館 』

カルルス温泉郷の一番奥にあるのが『 山静館 』。1975年(昭和50年)の創業でカルルスでは一番新しい。山林に囲まれたカルルスの地にちなみ山静館と書き、(さんせいかん)と読む。

 

<泉質>

1747.JPG単純温泉(低張性中性高温泉)。

源泉温度48度~68度。

芒硝の含有量が多い(但し、芒硝泉になるほど含有されていない)。

湧出量は毎分約1,200リットル。

浴用効果:神経痛・脊髄、筋肉及び関節リューマチ・胃腸病・自律神経失調症・頭部外傷神経症・ノイローゼ・更年期障害・肩こり・婦人病・痔疾・皮膚及び外科疾患。 

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