旅館再生! ほんものの" 地方創生・地域活性化 "はこれから始まる! 25

My Favorite Things『にっぽんの名湯&秘湯』

再訪したい温泉 シリーズNO.025                       010.JPG

 

ほんものの“ 地方創生・地域活性化 ”はこれから始まる!

 

【栃木県 塩原温泉・鬼怒川温泉・那須温泉・板室温泉・湯西川温泉】

塩原温泉

塩原温泉郷(しおばらおんせんきょう)は、栃木県那須塩原市、塩原地区内、箒川沿いの谷間を中心に点在する11の温泉の総称。栃木県北部の活火山高原山と、大佐飛山地の山塊との間に挟まれた谷間を流れる箒川沿いの渓流を、東北新幹線那須塩原駅側から国道400号に沿って、次々に温泉が湧出している。古くから塩原十一湯と呼ばれ、1000年以上の歴史を持つ古い温泉郷だ。

大網温泉(おおあみ)・福渡温泉(ふくわた)・塩釜温泉・塩の湯温泉・畑下温泉・門前温泉・古町温泉・中塩原温泉・上塩原温泉・新湯温泉(あらゆ)・元湯温泉の11温泉で、各温泉がそれぞれ異なった泉質と効能を持っている。

102.JPG奥塩原温泉は、栃木県北部の那須塩原市の標高1000mの山あいにある温泉宿場で、日光国立公園塩原温泉郷の豊かな自然の中、質の高い温泉と静かな休息を楽しむ癒しの里。

奥塩原温泉には「新湯温泉」、「元湯温泉」という2つの温泉があり、全ての施設で硫黄泉を中心とした “ にごり湯 ” の個性的、かつ極めて質の高い掛け流しが特長。

 

奥塩原温泉 『 下藤屋 』

塩原温泉郷の中で最も高台にあり、唯一「硫黄泉」が湧き出るのが奥塩原 “ 新湯温泉 ”だ。

『 下藤屋 』 では、裏山の噴気口より湧き出す源泉をそのまま浴槽に注いでいる。源泉100%の掛け流しの温泉。温泉の中でも、独特な臭いがして最も温泉らしい「硫黄泉」。

嬉しいのは、 『 下藤屋 』 に宿泊すると、共同浴場(「中の湯」、「寺の湯」、「むじなの湯」)に無料で入れる。素晴らしい、にごり湯!!!最高のお湯、最高のお宿。

『日本秘湯を守る会』の会員宿でもある。本当に癒される!!!

因みに、共同浴場の「寺の湯」は混浴。入湯時に若い女性が先客だった。。。わ~ぉ!

 

<泉質>                                                128.JPG

硫黄泉。

泉温58度~68度。

 

鬼怒川温泉

鬼怒川温泉(きぬがわおんせん)は、栃木県日光市の鬼怒川上流域にある温泉。

箱根や熱海と並んで「東京の奥座敷」と呼ばれ、年間200万人以上の宿泊客で賑わう。

約40軒のホテル旅館の他、リゾートマンションや企業の保養所などが連なり、市営の公共浴場や足湯の他、民間の入浴施設も多数ある。

鬼怒川の渓谷沿いに大型のリゾートホテル・旅館が連なるようになったのは高度経済成長期以降。多くの「地場資本」による宿泊施設のメインバンクである足利銀行は、融資拡大路線と相まってバブル期に宿泊施設の増築・改装といった設備投資に対して積極的に融資を行った。バブル崩壊後は越冬運転資金融資を引き受け、返済困難な既存借入を新規融資で肩代わりし借換えさせる自転車操業策により、殆どの宿泊施設は宿泊客が年々減少する平成不況下でも経営支援として、かろうじて延命されてきた。 しかし、2003年11月に足利銀行は経営破綻し預金保険機構が一時国有化した。不良債権の多くは整理回収機構へ債権譲渡され、取立や資金繰りに屈した事業者が2005年前後に相次いで倒産した。その中で、『あさやホテル』をはじめとした5社については産業再生機構に支援入りし、債権放棄を受け経営再建を果たすことになった。その一方で、閉館した一部のリゾートホテルは解体されずに放置され “ 廃墟 ” となっている。<高度経済成長期の遺産?“ 廃墟探訪 ”は、危険ですのでおやめください!>

当時、あさやの社長として、大奮闘された尊敬する大先輩の久米直樹さん(相変わらず、一貫して「旅館と地域の再生」に取り組んでおられる)には、今でもご指導・ご鞭撻を賜り、大変お世話になっている。

【 旅館再生の一つの形が、「金融の再生」である! 】

 

111.JPG<泉質>

アルカリ性単純泉。単純泉。

 

那須温泉

那須温泉郷(なすおんせんきょう)は、栃木県那須郡那須町に散在する温泉の総称。日光国立公園内の那須岳南麓に位置する。

過去に諸説あったが、現在では、那須湯本温泉、大丸温泉、弁天温泉、北温泉、八幡温泉、高雄温泉、三斗小屋温泉の7つを「那須七湯(なすしちゆ)」、これに新那須温泉を加え「那須八湯(なすはちゆ)」としている。かつては、板室温泉も那須七湯に数えられていた。

 

<泉質>

それぞれの温泉で効能・泉質が異なるため、湯めぐりが楽しめる。

 

板室温泉

板室温泉(いたむろおんせん)は、那須温泉からは少し離れた那珂川沿いにある温泉で、那須塩原市板室にある。古くから湯治場として知られ、1971年(昭和46年)3月23日に国民保養温泉地に指定されている。

板室の『幸乃湯』には、板室温泉の伝統的入浴法の立ち湯「綱の湯」がある。

立ち湯「綱の湯」は、950年前に開湯した板室温泉の伝統的入浴法で、深さが120cmから140cmもある深い湯船に、上から太い綱が数本垂れ下がっていて、それに掴まって入浴するもの。水圧がかかるので、身体のあらゆる末端の毛細血管まで血行が良くなる。足元は玉砂利が敷いてあって、足裏健康法も兼ねている。是非、一度、お試しあれ!

 

<泉質>

単純温泉。

 

湯西川温泉

湯西川温泉(ゆにしかわおんせん)は、栃木県日光市の日光国立公園内にある温泉。温泉地名の由来ともなった湯西川(一級河川利根川水系)の渓谷沿いに旅館や民家が立ち並ぶ温泉地だ。

 

<泉質>

アルカリ性単純温泉。

無色透明、無味無臭で含まれる成分が少なく、刺激が弱いため、利用範囲が広い温泉。肌にもやさしい。072.JPG