指導者の九つの心得 <孔子の九思>

『 指導者の九つの心得 』   孔子の論語 季子第十六の十 君子に九思あり

1.視思明   視るには明(めい)を思い  「物事を見るときは真っ直ぐにしっかりと見る」

2.聽思聰   聴くには聡(そう)を思い  「他人の意見を聞くときははっきり聞く」

3.色思温   色には温(おん)を思い  「表情は常に穏やかさと柔らかさを保つ」

4.貌思恭   貌(かたち)には恭(きょう)を思い  「言動においては常に誠実を貫く」

5.言思忠   言には忠(ちゅう)を思い  「発言には注意し発言したことを守る」

6.事思敬   事には敬(けい)を思い  「目的に向かって行動するときは慎重を期す」

7.疑思問   疑わしきには問(もん)を思い  「疑問があったら教えを乞う」

8.忿思難   忿(いかり)には難(なん)を思い  「感情に駆られて人に迷惑を掛けない」

9.見得思義   得るを見ては義(ぎ)を思う  「利益が目の前にあったときは道義を考える」

以上、孔子の論語 季子第十六の十から引用  

 指導者に不可欠な資質、一つは、「正義感」。社会(会社)で揉まれ続けていると麻痺してしまう。重大な事件を起こした大手企業の社長が「従業員のためにも会社を存続させる」と宣言したところ、ある社員が「従業員のために生き残ろうとする会社にはいたくない。被害者を償うためにこそ存続すべきだ。」と反論したことがあった。

正義感を枯渇させないことは、リスク管理とコンプライアンスを醸成するうえで大きな財産となる。

 もう一つは、「求心力」。停滞している状況下においては、現場の士気を高め、新たなビジョンを示して目指すべき方向へと組織を協力に引っ張る指導者の存在が欠かせない。現場が戦う意欲を失ったらどうしようもない。強烈な個性と信念を持って全身全霊で道を切り開き、立て直そうとする指導者の存在が不可欠。

 その存在、備えているべき要素は、

  • 豊富な 『 実績    
  • 様々な地域の様々な人と連携できる 『 技量 』
  • 戦略や目標で妥協しない  『 野心 』

ではないか。

 今の日本には日和見主義(ある定まった考えによるものではなく、形勢を見て有利な方に就こうという考え方)が蔓延化している。

民主党は、4年間消費税を上げないと言って政権を獲った・・・。

現状日本の財政は、このままだとあと5年ももたないと言われている。政界も財界も、もっと体を張って正論を主張すべきだ。