2011年の回顧

政権を取って約2年3カ月が過ぎた民主党に対し、私が強く感じているのは、この短期間で3人もの代表の交代、国民の感情を逆なでる愚かな発言の数々、不適材不適所人事による信頼の失墜。失望が絶望に変わり既に怒りを通り越してしまった。
前:自民党政務調査会長石破茂先生の言葉に政治家は、「勇気と真心を持って真実を語ること」が重要であると説くが、全くその通りだと思う。
「勇気」は、決断であり、「まごころ」は、人の痛みがわかる政治であり、「真実」とは、ウソをつかないことではないか。
一昨年から収拾がつかなくなった沖縄普天間移設問題について元首相は、「最低でも県外」と発言したその真意とは、「沖縄の人を喜ばせたくて言った」と伝わっている。
政治家たるもの確固たる目的を持って政治活動を執っていると思うが、『大臣になる』・『首相になる』ことは手段にしかすぎず目的ではないはず。怒りが収まらない失言が多すぎる。

東日本大震災・・・一生、忘れてはならないことばかり。
一日も早い震災の復旧・復興が急がれるが、長い年月を要する問題は山積し、社会は大きな課題を抱えている。法律や予算も重要。しかし、「被災者が何を望み」、「何が必要か」、「いつかなえられるか」、に応えることが真の政治の役割ではないだろうか。本当に必要なのは、これらを踏まえた「目標」設定ではないかと思う。

<以下、インターネットWEB-Siteから引用>

【「早く逃げてください!」。街全体が津波にのみ込まれた宮城県南三陸町は、町役場が跡形もなくなるなど壊滅した。南三陸町では、多くの町職員や警察官、消防職員が行方不明となったが、その中に津波に襲われるまで防災無線放送で懸命に住民に避難を呼びかけ続けた女性職員がいた。彼女は最後まで声を振り絞り続け、多くの命を救った。同町の遠藤未希さん(25)、南三陸町の危機管理課職員。地震直後から役場別館の防災対策庁舎に残り、一所懸命に町民のために防災無線放送を続けた。】

http://www.youtube.com/watch?v=M-neskB4FOc

<以上、インターネットWEB-Siteから引用>

"遠藤未希さんの「真の勇気」と「真の責任感」に敬服と深謝の念を捧げ、謹んで哀悼の意を表し、東日本大震災により亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆々様に謹んでお悔やみを申し上げます。また、被災された皆々様に衷心よりお見舞いを申し上げます。"

さて、経済に目を転じると相変わらず雇用悪化と大卒者の就職率の低さが改善されていない。仕事柄、合同庁舎 (法務局 )に出向くとハローワークは職を求める人で溢れ行列ができている。一方、不動産の登記所はガラガラだ。私自身、好奇心赴くまま勢いに任せて、キャリアデザイン(ジョブホップ)してきたが、2008年秋のリーマンショックで外資ファンドグループ会社を辞めざるを得ない憂き目にあった。資本主義・規制緩和・グローバルスタンダードの終焉の予兆を身を以って体験でき、正に行き過ぎた金融ビジネスの虚像の中で新自由主義の限界を痛感した。

来る年の懸念材料のTOP3は、1.欧州の経済問題、2.日本の財政、3.中国問題、の行方となる。また、アメリカ、中国、韓国、ロシア等の各主要国において首脳の選出(交代)が行われるため国益重視に傾斜する恐れがあるが、どの問題も政治と切り離せない。誰をリーダーにするか、各国ともに『有権者の眼力』が問われる年となる。

来年は、『有権者の眼力』が問われる年!

以上